よくある質問

私は何宗なのでしょうか?

日本人は江戸時代初め、徳川幕府によって寺請制度による宗教統制が行われました。

檀家制度とも言われ、各家毎にお寺と縁を結び宗派が決定づけられました。
本来、実際は慣習により自分が何宗なのかは自分の名乗る姓の実家、本家が何宗であるかによって決められています。
結婚して姓が変わればその性の宗派に変わります。
日本の元来の信仰は家ごとによる信仰でした。
しかし明治に入り大日本帝国憲法第28條により信教の自由を得ました。
そして現在は日本国憲法第20条 『信教の自由』により、江戸時代から続く慣習から離れて信仰を変える自由や
特定の宗教を信じる自由、また宗教を信じない自由も持っています。
しかし大抵の方は、慣習に従いご自身の家の宗教を踏襲しています。
もし自分に確固たる信念があり信仰する宗教の無い限り、先祖代々の家の宗派を大切に守っていただきたいと思います。

 

お寺を探しています。

川西市に引っ越ししてきて

お寺を探しています。

どうしたらよいでしょうか?

 

1:自分の宗派は何宗か調べましょう。
  同じ姓を名乗る実家や本家、田舎の親戚に聞いてみましょう。
  宗派間違えに気をつけましょう。
    「真言宗」と「真宗」 は別の宗派です
    浄土真宗には「浄土真宗本願寺派」(お西さん)と

   「真宗大谷派」(お東さん)の二つに大きく分かれます。
    禅宗という宗派はありません、「曹洞宗」「臨済宗」

   「黄檗宗」を総称して禅宗と言います。
2:仏教会名簿を見て自宅の近くの同じ宗派のお寺さんを探し電話してみましょう。
 何をお願いしたいのかきちんと整理してお話し下さい。
お寺によって活動内容が違います。

自分の願いが叶わない事もあるかもしれません、
その際は他の同じ宗派のお寺か、仏教会にご相談下さい。

お葬式ってどうしたらよいの?

大切な方が亡くなったら、お葬式を出さなければなりません。

その際はどうしたらよいのでしょうか?

しなければならないことは次の2点です。

〇 菩提寺に連絡する。

〇 葬儀社に連絡する。

きちんとした住職と葬儀担当者に出会うことができれば問題はありません。後はそれぞれの指示に従って粛々と勤めていきましょう。

 

 

菩提寺が無い場合、わからない場合は葬儀社に相談する方法があります。

故人の家の宗派を確認して葬儀社に相談しましょう。

ただ一部の葬儀社においては質の低い寺院を紹介するという事例が聞こえてきています。

葬儀社の選択・寺院の選択はその後の仏事のありようにとって非常に重要となりますのでご注意ください。

 

また当仏教会でも寺院の紹介をいたしますので、日頃からの準備としてご相談いただければ幸いです。